神社の宮司は氏子より鎮守社を預かるという責任重大な公人であり、その任を全うするため人一倍健康に留意を要し、還暦を迎えたころより手軽な健康法としてラジオ体操を始めました。そして早10数年。喜寿を節目としてこの3月、宮司を辞し体操会の代表も武谷裕子氏(一級指導士)に交替しました。
現在、清らかな太子堂八幡神社境内の会場は、20~30名の老若男女が集います。神緑に囲まれたこの広場は樹々が冬の寒風を除け、夏の暑光を遮り、春秋の爽風心地良く、少雨の屋根となり、神気に満ちた会場は、溌剌とした笑顔の健全な一日の始まりの場となります。